動力用リポのセル数設定機能追加 (予定)

 現行仕様Ver.3.10の場合、使用できる動力用リポのセル数は12セルのみです。需要によってはセル数の設定機能を追加の予定です。この場合、対応セル数は1~12セル、1セルステップで設定出来るようにする予定です。
追記:対応セル数は3, 4, 5, 6, 8, 10, 12セルに変更の予定です。1~2セルの場合、動力用リポの電圧が低くなるため本回路での電圧の読み込み精度が低下してしまうからです。ちなみに、本回路は80mVステップでの読取りです。また、7, 9, 11セルについては、通常使用されないセル数であるという事と、「設定セル数」が実際に接続されるセル数より小さくなっている場合に「設定セル数が間違っている!!」というアラームを出す関係上対応しない事にしました。このアラームについての詳細は別記事に記載予定です。2013.7.6記

【備考】
セル数を変更する場合に考慮しなければならないことは、

①動力用リポの定電圧アラームをセル数に応じて変更。
12セルの場合は、<36VでアラームON(現行仕様)
8セル:<24V、6セル:<18V、4セル:<12V、3セル:<9V、2セル:<6V、1セル:<3V

②最大電流時の動力用リポ電圧値のEEPROMへの保存電圧範囲の拡大
現行仕様31.2~51.0V を 0~51.0Vに変更

③動力用リポの無負荷電圧に応じて放電容量mAhを設定する機能で基準の動力用リポ電圧(放電容量7mAhとなる電圧)の変更
現行仕様12セル:44V(3.667V/セル)基準 (放電容量設定値7mAh、以下同)
8セル:29.34V(3.667V/セル)基準
  ・
  ・
2セル:7.33V(3.667V/セル)基準
1セル:3.667V基準

※ 3.667V×セル数を基準電圧とする。

④満充電時の設定放電容量範囲の変更(現行50~5000mAh)
400クラス以上のヘリを想定した場合、3セル/2000mAh以上程度のリポが使用されるため満充電時の設定放電容量範囲の最小値を1000mAhとする。変更後の設定範囲は1000~5000mAh。(容量が80~100mAh程度の低容量のリポを使用した場合を想定し放電容量を50mAhまで対応した場合、③で記載した基準電圧時の放電容量7mAhが満充電時の放電容量値(80~100mAh)に対し比率的に大きくなるため過放電の問題が発生する。)ただし、基準電圧時の放電容量7mAhを満充電時の放電容量に応じて変更すれば、この問題を回避できる。(実際には、1000mAh以下の低容量リポが使われる事は有りえないため、7mAhの固定値で良いと考えている。)
追記:上記の満充電時の設定放電容量範囲50~5000mAhは変更しない予定。使用可能動力用リポの容量を500~6000mAhに限定(500mAh未満の低容量リポの使用を排除)することで上記問題を回避します。2013.7.6記

⑤セル数設定方法
1) 「ホウデンヨウリョウセンサー」の画面が表示されている時にフライトカウントリセットスイッチを押したままにする。
2) 放電容量設定画面が表示されるが、そのまま放置。
3) セル数設定画面(セルスウ セッテイ)が表示される。
4) フライトカウントリセットスイッチを押してセル数を設定(1~12セル)追記:上記理由から設定範囲は3, 4, 5, 6, 8, 10, 12セルに変更の予定 2013.7.6記
5) スイッチを押さない状態が5秒間続くと、設定したセル数が保存される。

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